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<かっこよくない優しさがそばにあるから。かっこよくない優しさに会えてよかったよ>          <たとえば誰かのためじゃなくあなたのために>
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たぶん短くなります
なんかもう…これすらも書く時間なくなってきたよ…
おいらがんばるお…!((



大切に思える事なんて
ひとつもない。

ぽつりと呟いた言葉は空に消えてった。
誰が聞いてくれただろうか、
誰が聞いてくれるだろうか。

結局すべてがどうでもよくなってしまう時っていうのは
誰にだってあるはずで
そういう時は何もかもがどうでもよくて
他人どころか自分さえも粗末に扱ってしまいそうで。

青い青い空に憎しみを込めて舌打ちを漏らせば
さっきは返ってこなかった返事が来る。


「いつからそんなぐれちゃったわけ?」


アホみたいな天パを携えた男が隣に突っ立っている。
こっちはベンチに、しかも公園なんかの汚いベンチに寝転がってんだから
せめて見下ろすのはやめてもらえないかな。


「あのなァ、いいんだよ?別に」


銀さんが一番!とか銀さんだけでいい!とか
そんなバカみたいな台詞言ってくれなくても。

ちょっとだけ声を高くして言った銀時が一番バカみたいだ、
なんて声に出して言えるはずもなく、ただ隣に突っ立つ男を見上げる。


「大切なもんとか、わからねェしいらねェってんならそれでもいい」


まァね?そりゃァね?寂しくないってわけじゃないけども。

銀時がそう言って、
拗ねたように俯いても、照れたように笑っても、
全部全部見上げる私には見えてしまって
たまらなく嬉しくなると言うのに
どうしようもなくこの心臓は跳ねるというのに
大切じゃないと言い切れるのはどうしてだろう。


「俺が大切なもんになってやる」


今はまだそうじゃなくても、
いつまでもなれる見込みが無いってお前が言っても、
俺はなる。

嬉しいのに哀しいのに寂しいのに切ないのに
私の双眼から決して涙は零れなかった。


「ばかだね、」
「お互い様だろ、」


誰が聞いてくれなくてもいい
誰も聞かなくたっていい
大切に思える事なんてひとつもない。


それなのに隣で笑う君がいるなら。
笑いかけてくれる人が居る、
そんな自分を大切にしたいと思ったの、
そんな君を大切に想いたいと、願ったの。





あとがき
もういいんじゃないかな(爆)
あとがきっつーか反省っつーか?
なんかあんまり書かなくてもね
すでにこのやるせない気持ちは
察していただいてると思うのでね!((


大切なひとができること。
生きたいと思えること。
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