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<かっこよくない優しさがそばにあるから。かっこよくない優しさに会えてよかったよ>          <たとえば誰かのためじゃなくあなたのために>
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ひまじゃない
ひまじゃないしネタもない
そしてねむい

だが俺は書く!

言い忘れたけど「思い立ったが吉日シリーズ」は
一々更新報告しませんごめんなさい
まぁ・・・報告するほどのものでもないし・・・めんどk((

一次創作的なの書きたい
でも二次元から離れられない哀しきネト充((

短いです





笑顔を祈ること。仕合わせを願うこと。

すべてのことがイコールで結ばれるわけではないから
一生一人の人もいれば、誰かと巡り合える人もいる。



真っ青に透き通った夏空に、ぽつりぽつりと真っ白い雲が浮かんでいた。
どうしようもなくなぜだか泣きたくなってしまって、
だけれど理由も無しにいきなり泣くわけにもいかないから、
天を仰ぐふりをして、精一杯深呼吸する振りをして、
一生懸命に涙をひっこめようとした。


「泣けとは言わねーし、お前は笑ってた方がいい」

と、俺は思う。
私の数歩後ろを、ゆっくりと歩いている銀時が呟いた。
聞こえないフリでもしたかった。
そうでもしないと、涙を止められなかった。


「まァだけどよ、誰にも言えねェことがあって、
 それは俺にも言えなくて、よ」


銀時の声だけ、切り取られたようにただそれだけが耳に入ってきて
聞こえるはずのない、雲の流れる音を必死に探した。
耳を塞ぐこともできなかった。私の身体が銀時の言葉を聞きたいと訴えてきたから。


「そんで独りで抱え込んで、ひとりでテメーを傷つけるくらいなら」


銀時は知っている。
言えずにいることも、私が私を傷つけていることも。
特別な場を設けて言った訳じゃない、だけど、気付いていた。


「泣いてくれ」




思えば、泣いてくれなんて頼まれたのは人生初めてかも知れない。
そう考えるとやけにおかしく思えて、ふ、と笑えた。
それを見た彼は、初めて見るような優しい顔で微笑んだ。


「やっぱり、笑顔が一番なんじゃねーの」



笑顔を祈ること。仕合わせを願うこと。





あとがきーん

言うこと無し。
去る夏へ
寂しい気持ちと
たくさんのありがとうを込めて。

今年の夏は
辛いことも悔しいことも
めっちゃくちゃ味わった。
楽しいことも嬉しいことも
涙が出るほどの仕合わせ
味わった。

ありがとう。
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仄月 灯夜
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