思いのままに

書きまくります
追記に夢書きます
もちろんノー名前変換です
あの、アレですよ、小説としてアップする時間はないけど
書く時間はあるのよまだ
てなわけで受験終わったらちゃんと収録するかも知れない
でもめんどいからやらないかもしれない
もしかしたら気付いたら消してるかも知れないシリーズ開幕！
長すぎて何がなんだかって感じですよねわかります（...）。

とりあえず思い立ったが吉日シリーズ！（？
とりあえずノー変換夢書きますぼちぼちに
たぶんそのうちいきなり消えるけど
て言うかこのまえもぐるとか言ったやつが早々に現れてるけど
許してネ☆（...）

気付いたら、そいつはもうずっと俺の前を走っていた。
徒競走だのリレーだの、そんな運動もんじゃねェ。
ふとした瞬間、アイツは俺の前にいて、見下ろすでも見下すでもなく
ただ振り返るだけなのだ。
それが無性に腹立たしくて、置いていかれた悔しさとともに
俺は必死こいて走ってみるのだが、どうにも追いつけた気がしない。

「なんでそんな頑張ってるんでさァ」
「へ？」

昔からずっと一緒にいるせいか、こいつは俺にだけは素顔ですごす。
それが嬉しくてたまらないという思いはもちろん言わず、言えるはずもなく、
無防備にアホ面をさらしながら駄菓子を食べる女に問うた。俺はこんなアホ面においつけねェのかィ。

「頑張ってるかなぁ、そうかなぁ」

それだけ言うと、また菓子を口いっぱいに頬張った。
毎日そんな食ってるっつーのにコイツは全然ふとらねぇしひょろっとしている。
こりゃ世の中の怒りでもかっちまいそうだ、ってくらい。

幸せそうに菓子を食べて、えへへ、と笑った。
こういうところは相変わらずで、褒められると謙遜よりも喜び照れるのだ。
まぁそういうところが素直で好きなんだけれど。

問題はそうではなく、こいつが俺より前を走ってるくせに、
俺がどんなに頑張っても追いつくことすらできないコイツが、
がんばってない、と同等の台詞を吐いたことだ。

「まだまだたりないよー、もっとがんばるの」

今のままでも勝てないのに、これ以上頑張られたら俺はもう追いつけやしねェ。
それどころか今現状をがんばってないと豪語するこの女はなんだ？
俺の頑張りはどうなるっつーんだ、全然まったくこれっぽっちも足りないってことか？

「なんで？」
「…だって、もっとがんばらなきゃ、」

そーちゃんにおいてかれちゃう、よ。
そう言って、不安げな目で横に立つ俺を見上げた。
いつしか菓子を食うのをやめていたようだ。

おいていかれる？誰が誰に？
おまえが俺においていかれる？
おれがお前をおいていく？

「…ばかですかィ」
「うーん…、だからがんばるの！」

そういうこと、言ってるんじゃねーのになァ。
こんなこと思ったって、素直でばかでアホ面のこいつには届きやしねェ。
もう届かなくてもいいさ、こいつは俺の前にも後ろにもいねェ。

そもそも俺らは、ずっと平行線だったのだろう。


「なァ、じゃあそろそろ」

付き合おうかィ。

静かな放課後の教室に俺の声がやけに響いて、どこか違う空間にいる気分にもなる。
それでも俺は今自分の足で立っていて、自分の腕を使ってこいつを抱きしめている。

そいつは耳まで真っ赤にして、言ったのだ。


「手、つないで帰ろうね、」

そーちゃん。

こんなにもこの呼び名が俺の中に響くのは、
後にも先にも、姉上以外いないと、そう思っていたのに。

すみません姉上、貴女よりも大切な人ができてしまいました。
どうかあたたかく見守っていただければ、嬉しいです。
僕の、俺のすべてで、今度こそは、護って見せますから。





あとがきーん

お、う…
なんかもう言うことないです
思いのままに書きましたよぅ
見直しとかめんどいからいいかなだめかないいよね（言い切った）
そーちゃんの「二人乗りの地球」かな？読みかえしたら書きたくなった
ほんとはそーごにだけ素直な嬢を書きたかった…のに…
いつのまにか主役が総悟になってるのはなぜ？
名前変換なしだと楽なのねーでもパターンが限られるのねー
語彙力なさ過ぎワロタ流石わたし

これからもぼちぼち書いていこうと思います
長さはまちまちですので悪しからず～